U.S.CPA(米国公認会計士) 本試験のタイムマネジメント

U.S.CPA(米国公認会計士) 本試験は4時間あるのですが、分量・難易度的に4時間を使い切る内容です。というより、時間が足らなくなる人の方が多いと思います。なので、当日の各テストレット間の時間配分が非常に重要になります。各科目でのテストレット毎の私の目安時間は以下でした。

<FAR>

Testlet 1(52分)→Testlet 2(52分)→Testlet 3(32分)→Testlet 4(52分)→Testket 5(52分)

<BEC>

Testlet 1(50分)→Testlet 2(50分)→Testlet 3(45分)→Testlet 4(45分)→Testlet 5(60分)

<AUD>

Testlet 1(55分)→Testlet 2(55分)→Testlet 3(30分)→Testlet 4(50分)→Testlet 5(50分)

<REG>

Testlet 1(56分)→Testlet 2(56分)→Testlet 3(32分)→Testlet 4(48分)→Testlet 5(48分)

本試験のタイムマネジメントを一番難しくしているのは、各Testletが終了すると、前のTestletに戻れないという点です。そのため、後々のTestletを警戒して前半のTestletを飛ばしておわらせたが、後半のTestletはスムーズに解けたが、前半飛ばしたところでケアレスミスが嵩んで不合格というケースや、逆に、前半のTestletを慎重にやりすぎて、後半のTestletで時間が足らなくなるというケースが起きかねない試験形態になっています。

そのため、各Testletを悔いのない完成度で最速で仕上げる、という、"The 言うは易く行うは難し"という振る舞いが求められます。笑

ただ、本試験までに十分に問題量をこなしたという前提の場合、MCにそれなりに時間をかけて前からしっかりこなしていくことをお勧めします。なぜならば、MCはケアレスミスがなければ9割以上得点できる実力がついているはずなので、MCで変に取りこぼしするともったいないからです。「〜で"ない"ものを選びなさい」という問題も、焦ってたら間違えて一番先に目に入った正解の選択肢を選んでしまいかねません。仮に、MCでわからない問題があっても、恐らくそれはダミー問題なので自信を持ってください。

そして、TBSは全部が全部時間がかかる問題ではないです。必ず、1・2問は「あれ?これで大丈夫かな?」と不安になるくらい単純な問題がでます。例えば、Exbitタブの資料から単純に数値を持ってくるだけや、足し算・引き算するだけのもの。そこで、間違いなく時間の短縮ができるので、なおのことMCでは少し時間をかけても大丈夫です。

これが私の本試験でのタイムマネジメントです。私の場合はある程度英語力があり、TBSの長文英語を苦にしないというのがあったのも、このタイムマネジメントを可能にした要因かと思いますが、参考になれば幸いです。